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個人病院でレントゲンは看護師が撮影するってあり?なし?対処法を伝授!
「個人病院でレントゲンを看護師が撮る」
これってありなのかな?なしなのかな?と思い悩んでいる看護師さんはいませんか?
「レントゲン撮影って医師か診療放射線技師の仕事じゃないの?看護師が撮っていいの?」と悩んでいるあなたのために、個人病院でレントゲンを看護師が撮るのはありかなしか、さらに撮影を頼まれたらどうすべきかを解説していきます。
目次 [目次を隠す]
個人病院でレントゲンを看護師が撮るのは普通?
個人病院でレントゲンを看護師が撮るのは普通のことでしょうか?
大学病院や総合病院で働く看護師にとっては、「ポジショニングも撮影も全部診療放射線技師がやってくれるものだから、看護師がポジショニングや撮影をするなんてあり得ない!」と思いますよね。
でも、個人病院では看護師が撮影前のポジショニングをすることが普通です。
レントゲン撮影は医師が行うことが多いですが、医師が多忙の時には「ちょっと看護師さん、レントゲン撮影しておいて。そのスイッチ押すだけだから」と言われることもあります。
個人病院でレントゲン撮影に看護師がかかわるのはよくあることです。
さらに、病院によっては撮影まで看護師がやっているところもあるようです。
個人病院で看護師がレントゲンを撮るのは違法です!
個人病院で看護師がレントゲン撮影に関わることはよくあることです。
ただ、看護師はレントゲン撮影をしてはいけません。
看護師のレントゲン撮影は違法行為です。
看護師がレントゲン撮影のためのポジショニングをすることはOKです。
ただ、レントゲン撮影をしてはいけないのです。
診療放射線技師法の第24条に「医師、歯科医師又は診療放射線技師でなければ、第二条第二項に規定する業をしてはならない。」と定められています。第二条第二項とは「放射線の人体に対する照射(撮影を含み、照射機器を人体内に挿入して行うものを除く。以下同じ。)をすること」です。
つまり、レントゲン撮影をすることができるのは、医師・歯科医師・診療放射線技師のみで、看護師はレントゲン撮影をしてはいけないと定められています。
もし、看護師がレントゲン撮影をしてしまったら、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金、またはこの両方を科せられます。
たとえ、院長に「看護師さん、レントゲン撮影しておいて。スイッチ押すだけだから」と言われて、「医師に指示された」場合でも、絶対に断らなければいけません。
いくら医師の指示でも断らなければいけないことは多々あります。
あなたは医師に指示されたら、オペを執刀しますか?
しないですよね。
レントゲン撮影もそれと同じです。
あなたがレントゲン撮影したら、あなたが上記の処罰に受けることになるのです。
自分の身を守るためにも、絶対にレントゲン撮影をしないようにしてください。
個人病院で看護師がレントゲンを撮るように言われたら今すぐ転職を!
個人病院で看護師がレントゲンを撮影するように指示されたら、絶対に断りましょう。
「私は看護師なのでできません。医師である先生にお願いします」
と言って、なんとかその場を乗り切りましょう。
ただ、個人病院は医師が1人で職員数も少ないので、あなた1人だけがレントゲン撮影を断ったら、それ以降はその個人病院で働きにくくなってしまうと思います。
だから、レントゲン撮影を断ったら、すぐに転職活動を始めて、今の職場を退職してください。
どんなに働きやすい職場だったとしても、お給料が高かったとしてもです。
違法行為を看護師にさせるような個人病院は、ろくな病院ではありません。
そのうち、さらにもっとヤバいことを頼まれるかもしれません。
ドツボにはまらないうちに、泥船から逃げ出してください。
そして、もっとあなたのことを大切にしてくれて、職員を守ってくれる職場に転職してください。
個人病院でレントゲンを看護師が撮らないようにするには?
個人病院でレントゲンを看護師が撮る場合は、すぐに転職をしましょう。
では、次に転職した個人病院でレントゲンを看護師が撮らないようにするには、どうしたら良いのでしょうか?
個人病院はアットホームで居心地が良いから、次の職場も個人病院が良いと考えている人もいると思います。
「ただ、個人病院だとまた看護師がレントゲンを撮らなくてはいけないかも」という不安を抱えている人もいると思います。
それなら、次は診療放射線技師がいる職場に転職しましょう。
個人病院で診療放射線技師がいる病院はそれほど多くありません。
ただ、整形外科メインの個人病院や検診業務を行う個人病院には診療放射線技師がいることがあります。
診療放射線技師がいれば、看護師がレントゲン撮影をすることはありません。
面接で聞いても無意味です!
「面接で『貴院では看護師がレントゲン撮影をしますか?』と聞けば良いじゃない?」と思う人もいると思いますが、これは聞いても無意味です。
実は看護師がレントゲン撮影をする個人病院だったとしても、面接でまだ職員ではない看護師に向かって「うちでは看護師がレントゲン撮影をします」と違法行為をばらすことはないからです。
また、最初は「看護師さんはポジショニングをするだけ。ポジショニングが終わったら、すぐに僕が行くから!」と言っていても、そのうちにレントゲン撮影を頼んだら医師に嫌な顔をされて、頼みづらくなることもあります。
入職後に「仕事に慣れたらあなたにもレントゲン撮影をしてもらうから」のように言われることもあるのです。
だから、面接でレントゲン撮影の有無を確認するのではなく、診療放射線技師がいるかどうかを確認したほうが確実です。
まとめ
個人病院でレントゲンを看護師が撮影して良いのかどうかや撮影を頼まれた時の対処法などをまとめました。
業務中に先輩や院長にレントゲン撮影を頼まれたら、断りにくい雰囲気にはなると思います。
でも、法律違反になりますので、気持ちを強く持って断るようにしましょう。
個人病院で診療放射線技師がいる個人病院を探すなら、看護師転職サイトを利用すると良いですよ!
看護師転職サイトなら、担当者が診療放射線技師が在籍している個人病院の求人をピックアップしてくれます。
だから、看護師がレントゲン撮影をしなくて済む個人病院に転職することができます!
執筆者情報
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